- ・若くして日本チャンピオンとなったカリスマ美人空手家・一条千夏
- ・千夏の経営する道場に通う門下生・山里は彼女に好意を抱いていた
- ・ある日、入門したての素人・佐野に勝負を持ちかけられた千夏は…
サークル『
はるはる堂』のカリスマ美人空手家が格下素人にボロ負けしてレイプされちゃう系エロ漫画『ある美人空手家の敗北日誌 vol.1』のレビューであります。
強い女の子は好きだけど、その強い女の子が敗北する姿も大好き!という諸兄らにオススメの作品であります。
凛とした美人でカリスマ性があり、そして若くして日本チャンピオンになるほど強い女性空手家・一条千夏チャン。彼女の経営する空手道場はいいカンジに繁盛しており、そこに通う門下生の青年・山里圭一氏は千夏チャンに好意を抱いていたのでありました。そして千夏チャンのほうもまんざらではない様子。いいですなあ。汗のしょっぱさが淡い恋の甘酸っぱさを際立てるのであります。
そんな千夏チャンの道場に最近通い始めた門下生・佐野氏。彼は仕事柄ガタイはいいものの格闘技は全くの素人であり、稽古中もイキリ散らしてはなにかと千夏チャンに絡む問題児なのであります。まったく失礼な輩ですな。何しに道場に通ってるんですかなあ。まあナニしに通ってるわけですが…。
ある日、あまりにしつこく絡んでくる佐野氏に根負けした千夏チャンは「敗者は潔く勝者に従う」という条件で彼と試合をすることを承諾するのであります。武道を舐めきった佐野氏に「身体で理解してもらうしかない」と思う千夏チャン。ブーメランタイプのフラグですな。
試合当日、正々堂々空手でわからせようとする千夏チャンに対し、佐野氏は空手とも武術とも言えない力任せの暴力を振るい、結果千夏チャンはボロボロに負けてしまうのであります。もちろん千夏チャンが弱かったわけではないですぞ。ルールを守る相手に対してルールを逸脱した力を加えればそうなるのが当然であります。ヒグマとかはすごい強いけどマグマに投げ込めばだいたい死ぬ、そんなかんじであります。
佐野氏に敗北した日から明らかに様子のおかしくなってしまった千夏チャンと、彼女の異変に気付く山里氏。そしてますます調子に乗りまくる佐野氏…。プライドを暴力が打ち砕く、鬱勃起必須のヒロピン×BSSなのであります。
作者からの注意書きとして「ファンタジーですよ。実際の格闘家は強いので、こんな風にはいきませんよ」と記されているのが吾輩的にツボだったのであります。