<魔王軍幹部は男装勇者にご執心＞
- ・勇者として育てられ、魔王を倒すために旅をしていたボーイッシュ男装女勇者
- ・魔王の手下である幹部の一人に目を付けられ勝手にライバル認定されてしまう
- ・あるときならず者に襲われて負傷し催淫剤を盛られた女勇者を助けた敵幹部は…
サークル『OTIBA』、『喪みつ』のツンデレ魔王軍幹部×男装女勇者のエロ漫画『魔王軍幹部は男装勇者にご執心』のレビューであります。
ヒロインは、幼い頃から勇者となるべく育てられ、魔王を倒すための旅を続けているボーイッシュな男装女勇者チャン。そしてお相手は彼女の行く先々に現れては戦いを挑み、そのたびに敗北し続けてきた魔王軍総指揮官・シモン氏。
あるとき、暴漢に襲われて催淫剤を盛られ絶体絶命だった勇者チャンを救ったシモン氏。「お前を倒すのは俺だ。俺が倒す前にくたばられるのは困るので助ける」という、このね、諸兄らが大好きなツンデレライバル仕草全開であります。
シモン氏は、催淫剤によって強制的に発情させられた勇者チャンに治療と称して何度も手マンをかましてイかせまくるのであります。治療ならしゃーなしであるな。そうこうしているうちに自分も興奮してきちゃったシモン氏でありますが、ここで勇者チャンを襲う…のではなく、自分でシコって発散するのであります。なんたる紳士。吾々もこうありたいですな。え？いつも自分でシコってるから吾々も実質シモン氏？
そんなジェントルメンな態度から察せられるとおり、勇者チャンに対してライバル以上の感情を抱きつつあるシモン氏。しかし、そもそも魔王軍幹部のシモン氏的には魔王様に絶対忠誠、勇者チャンは抹殺すべき的であり…。許される恋路、一体どうなってしまうというのであろうか――！？ヒントは…『ハッピーエンド』であります。
主人公に恋慕を抱くも、立場故にその感情に苦しめられちゃう敵幹部というシチュエーションは古来より大変よいものとされておりますな。プリキュアのウルフルン氏とかの二次創作とか。
本作は乙女向け作品としてカテゴライズされておりますが、諸姉らだけではなく諸兄らにもオススメな作品であります。イケメン敵幹部になってさ、可愛い女勇者チャンと恋に落ちたいじゃん、吾々も。
作品形式：漫画
ページ数：71ページ
ジャンル：異世界・ファンタジー／異種姦・人外
サークル：OTIBA
作者：喪みつ
「ようやく見つけたぞ 勇者の意思を継ぐ者よ！ 俺は魔王軍総指揮官シモン！ 貴様を冥府に送る男の名だ 魔王様が復活する前に貴様を屠ってやろう！」
「この俺が…あんな…軟弱なガキに 敗けた…だと」
「怖…」
「ここで会ったが百年目！ 今日こそ貴様の首を掻っ切ってくれる」
魔王を倒すために旅をする勇者
魔王軍幹部の男に、何度も絡まれる羽目に…
幼い頃から魔王を倒すために育てられ旅に出た
が 肝心の魔王はまだ復活しておらず 魔王の臣下だったというシモンに私は目の敵にされていた……はず
なんで
「おい 貴様ら」
（あつい あつい からだうごかない あたまも）
「誰の許可を得てこいつに触れた 下衆が」
「うわっ」「なんだお前は！？」「やめっ……」
「一体何があのヒトの逆鱗に触れたんだ？」
（あつい あつい あついよ しんぞうがうるさい）
「催淫剤か何かを盛られたか…？ チッ……クソ 腹が立つ……この俺に幾度も屈辱を味わわせておきながらなんだその体たらくは 失望したぞ勇者よ は！ その上敵である俺の前でこの無防備 あの勇者が催淫剤ごときに不覚をとる女だったとはなァ…おい 聞いているのか 貴様にとどめを刺し その首 魔王様へ献上……
ある日 悪漢から勇者を助けるも催淫剤が盛られていて…
「ど……」
（どういう理屈…）
「勘違いするなよ 貴様に欲情してこんな真似をしているわけではない！ 貴様が野垂れ死ぬのが我慢できないだけだ！ 決着を付けないまま馬鹿げたくたばり方をされてたまるか 女だろうが貴様に発情することは無いから安心するがいい 貴様のとどめは俺が刺す」
「……」
（…よくわからないけど 助けようとしてくれてるのはわかった……）
（なにかくる… おしっこ漏れそう 恥ずかしいやだやだ）
「ふっ…っ♡ い゛っ～～～ん゛っんっっ♡」
（え うそ……おしっこしちゃった…？）
「…貴様 媚びた声を出すのをやめろ」
「媚び…？ そんな声出してない…」
「…………」
「え…っ もうやだ やめてっ」
「…おい 我慢はするなよ……」
「まってっ」
「俺がお前に挿れることはない …だから喚くな」
「……」
「呑気な顔をしやがって……もう二度と御免だ」
旅の中で二人の関係は変化し
「…申し訳ありません」
「魔王である俺に歯向かうのか」
「シモン…」
「……」
魔王最優先だった男が取った行動は――
22/08/26 19:20
